お金を増やしたい、貯めたいと考えたことがある人なら、
一度は「生活防衛資金」という言葉を聞いたことがあると思います。

私は現在、生活防衛資金を300万円に設定しています。

一般的には、
「生活費の6か月分〜1年分」が目安と言われています。

これは、失業や病気などで働けなくなった場合でも、
数か月は生活できるお金を確保しておく、という考え方です。

実際には、失業手当や傷病手当などが支給される場合もあります。
しかし、それらがなかったとしても、

  • 次の仕事が見つかるまで
  • 病気から回復するまで

の期間を支えてくれるのが、生活防衛資金です。


私が300万円に設定した理由

私の生活費は、月15万円を目安にしています。

そのため、単純に次のように考えました。

300万円 ÷ 15万円 = 約20か月分

つまり、
もし投資資産が大暴落してゼロになったとしても、20か月は生きていける
という計算です。

事故や急病などで急な出費があったとしても、
この金額があればある程度は対応できるはずです。

この「20か月分の安心感」が、私にとってちょうど良いバランスでした。


投資開始時の資金配分

私が投資を始めたとき、すでに400万円ほどの貯金がありました。

そこで、

  • 生活防衛資金:300万円
  • 余剰資金:100万円

という形に分けました。

この余剰資金100万円を、
毎月5万円ずつ積立投資に回していきました。

いきなり全額を投資に回すのではなく、
少しずつ減らしていく形です。


300万円をベースにしたお金の使い方

現在は、この生活防衛資金300万円を基準に生活しています。

例えば、

  • 旅行に行って5万円使った → 貯金が295万円になる
     → また300万円まで戻す
  • 今月は出費が少なく5万円余った → 貯金が305万円になる
     → 余剰の5万円を投資に回す

このように、
300万円を下回ったら貯める、上回ったら投資する
というシンプルなルールで管理しています。


投資は必ず「余剰資金」で行う

投資を始めるにあたって、
いきなり貯金をすべて投資に回すことはおすすめしません。

投資は、

無くなっても生活に困らない余剰資金

で行うべきだと思っています。

生活防衛資金があることで、

  • 相場が下がっても慌てない
  • 無理な売買をしなくて済む
  • 精神的に安定する

というメリットがあります。


少額投資が精神面に与える効果

初心者のうちは、
自分のお金が減ることに強いストレスを感じます。

よほど精神的に強い人でない限り、

  • 含み損を見る
  • 評価額が下がる

だけで不安になります。

そのため、最初は

  • 一括投資ではなく
  • 少額ずつの分散投資

がおすすめです。

少額であれば、値動きによる上下も小さく済みます。
その分、ストレスも軽減されます。

そして、積み立てを続けていくうちに、

  • 値動きに慣れる
  • 含み益・含み損に動じなくなる
  • 精神的にも強くなる

という変化が起きてきます。

「少額からでも投資に意味がある」と言われる理由は、
この精神面のトレーニング効果がとても大きいと感じています。


これから始める人へ

生活防衛資金は、人それぞれ違ってよいと思います。

  • 60万円
  • 100万円
  • 200万円
  • 300万円

どれでも構いません。

まずは、

自分はいくらあれば安心できるのか

を考えてみることが大切です。

その金額を生活防衛資金として確保し、
余剰資金で投資を行う。

この順番を守ることで、
無理なく、長く投資を続けることができます。


まとめ

私が生活防衛資金を300万円に設定している理由は、

  • 月15万円生活 × 約20か月分
  • 失業や病気への備え
  • 投資の精神的安定

この3つを満たせる金額だったからです。

この300万円があることで、
投資によるメンタル面の不安は、今のところほとんどありません。

これから資産形成を始める方も、
ぜひ自分なりの生活防衛資金を設定し、
余剰資金で投資を始めてみてください。

それが、長く続けるための一番の近道だと思います。