はじめに

なぜ私が「窓際FIRE」を目指すようになったのか。
その一番の理由は、体の不調でした。

当時はコロナ禍の真っただ中。
私は接客業で店長として働いており、自粛期間中もお店を開け続けていました。

他の店が閉まっている中で営業していたため、お客様は集中して来店。
その結果、トラブルやクレームも増え、忙しさとストレスが一気に重なりました。


心と体が限界だった店長時代

お客様が増えると、当然トラブルも増えます。
クレーム対応、スタッフ管理、売上管理…。
とにかく忙しい日々が長く続きました。

気づけば、心も体も限界だったのだと思います。
ついに体に異変が出ました。

内臓の病気を患ってしまったのです。

幸い、命に関わるような重病ではなく、
薬を服用しながら付き合っていく病気でした。

それでも、仕事のストレスがかかるたびに症状は悪化し、
夜も眠れない日が増えていきました。


資産1,000万円を超えた頃、考え方が変わった

それでも店長として働き続けていましたが、
トラブルやクレームが起こるたびに、精神的にも肉体的にも疲弊していきました。

そんな中、資産が1,000万円を超えた頃から、
ふとこんな考えが浮かぶようになりました。

「もう、無理して働かなくてもいいのではないか」

それまでの私は、
「一生懸命働く」ことが当たり前だと思っていました。

しかしそこからは、

・いかに効率的に働くか
・いかに自分が楽に働けるか

という方向に意識が変わっていきました。


店舗トラブルと降格、そして転機

数年後、店舗の大きな改装があり、業績も悪化。
内部トラブルも重なり、精神的にかなり厳しい状況になりました。

病気も悪化し、ついに店長を降格。
給料も下がり、異動の話も出ました。

正直、
「会社を辞めようかな」
と考えた時期もありました。

しかしその頃、資産は2,000万円目前。

「辞めても、辞めなくても、どちらでもいいな」

そう思えるようになったのです。


なぜ仕事を辞めなかったのか

最終的に私は、会社を辞める選択はしませんでした。

理由は3つあります。

① 厚生年金と社会保険のメリット

会社員でいることで、

・厚生年金を継続できる
・社会保険を会社と折半できる

この安心感はとても大きいです。

② 毎月安定した現金収入がある

投資だけに頼らず、
毎月給料という現金収入が入るのは精神的にかなり楽です。

③ いつでも辞められるという安心感

資産があることで、

「いつでも辞められる」

という選択肢を持てるようになりました。
この安心感が、心をとても軽くしてくれました。


窓際FIREとは「働かない」ことではない

ここで一つ大事なことがあります。

窓際FIREは、
決して働かないことではありません。

・与えられた仕事はきちんとこなす
・目標はクリアする

しかし、

・昇進・昇格は目指さない
・責任の重い立場はできるだけ避ける

というスタンスです。


若いうちはしっかり働くことも大切

もちろん、最初から窓際を目指すわけではありません。

若いうちは、

・一生懸命働く
・実績を作る
・経験を積む

ことが大切だと思います。

その上で、

  1. 資産形成を進める
  2. 生活費をコントロールする
  3. 働き方を調整する

という流れで、窓際FIREを目指すのが現実的だと感じています。


独身だからできる選択

私が窓際FIREを選べた理由の一つに、
「独身であること」も大きいです。

自分一人の生活であれば、
月15万円あれば十分暮らしていけます。

家族がいれば、また違った選択になっていたと思います。


まとめ|窓際FIREは「低ストレスで生きる選択」

窓際FIREは、

・完全に仕事を辞めるFIREではない
・低ストレスで働き続ける生き方

だと私は考えています。

体を壊してまで働く必要はありません。
資産形成によって「選べる働き方」を持つことが、
人生を楽にしてくれました。

会社が「いていいよ」と言ってくれる間は働き続ける。
でも、無理はしない。

それが、私の目指す窓際FIREです。